闇落ちSIerの日常

SIerのはずですがIT関係は少なめにほぼ愚痴。全て愚痴。

6月は最高で最低な月

適切な表現ではないと思うが、6月に縁がある。まずは実家の女性陣はみな6月生まれ、幼馴染も6月。高校時代の親友も好きなアーティストもネット上で知り合った友人もみな6月生まれだ。勝手な印象とすれば6月生まれは面白くてまじめだが、どこか抜けている人が多いと思う。ただ好きになった人がそういう人が多いだけなのかもしれないが。
また変な言い回しにはなるが、6月には感謝している。あんなに面白い人たちが生まれた月なのだらか。

だけど、6月になるとセンチメンタルにならざるを得ない。気温的な、天候的な部分もあるのだろうが、大きな原因としては知り合った人間が6月にいなくなることが多いから。

今まで生きてきて、心から好きになった、尊敬した人間が親を除けば4人いる。

1人目は、幼馴染。高校2年生の時に、父親の仕事の関係で中国に行ってしまった。彼女の誕生日の数日後の6月
に旅立った。それ以来あってないし、連絡先もわからないのでもう多分2度会えないだろう。

2人目は高校時代の親友で、僕に音楽とオタク文化を教えてくれた人だ。彼ほどチャランポランでクレイジーな人間をそう知らない。彼は数年前の6月に病死してしまった。自分勝手にいえば、2度会えないのがとても恨めしい。

3人目はふたまわりくらい年上の友人、と言うか知人で、中学生の時にネトゲで知り合って、辞めた後も連絡を取り合って仲良くなった人だ。×が2つとかついているような人で、多趣味な人だった。社会人になってからの良くない遊びを教えてくれた人でもある。彼も精神疾患のようなものを患ってしまい、今までの関係をほぼ全て断ち切って南の方で暮らしているらしい。2週間前くらいにそんな旨の一斉送信メールが彼のアドレスから母親名義で届いた。そっとしておくしかない、もう会ってはいけないのだろう。

4人目は、まだ身近にいる。2つ隣の市に住んでいる。だがこれまでの流れを考えてしまうと、彼女もまたいつかの6月に去ってしまうのではないかと不安にかられる。

去ってほしくないのも本音だが、万が一去るのであれば6月以外にして、このジンクスというか迷信めいた6月の呪いを解くきっかけになってほしいとも思ってしまう。