闇落ちSIerの日常

SIerのはずですがIT関係は少なめにほぼ愚痴。全て愚痴。

批判の非難

インターネットというものを使いだした、と言うよりハマりだしたのは、約15年くらい前にオンラインゲームをやったことがきっかけだと思う。

オンラインゲームでいろんな人とチャットして気がついたことは「匿名だから人前じゃ言えないことを発言できる」ということ(当時は小~中学生くらいだったので、しっかり認知していたわけではないが)。自分が面白くないと思う流行りものも、学校では人気者がやっていることなのであぶれないように自分も楽しんでいるフリをしていたが、ネットでは何が面白いかわからない。と平気で発言して賛同を得られていた記憶がある。

そのため自分としては、「ネットは自由に批判していい場所」という認識をもっていた。現在もそうなのではないかと信じている。

だが最近のネット事情、ネット社会はどうも違うらしい。

ブログで「○○(人気アプリ)ツマンネ!」と言えば「面白くないならやらなきゃいいじゃないですか!」とか「流行にあえて乗らない俺カッケーですか?w」等を見ず知らずの他人からコメントを送られたりするらしい。人気者は。

コメントの前者に対しては、始めた時点ではわからないからやってみて、結果合わなかった(=つまらなかった)としているだけなのでそもそも的外れな気がする。後者に関しては流行ってたってのべつ幕無しに取りこぼしなく全員が楽しめるものなんて存在するわけがなく、これも指摘としては理解ができない。

なんで対象のネガティブな面を書くことで非難されなければいけないのだろうか。その人が非難している理由を読んで、なんでそう思ったかを読み取るべきであり、それが分からないならそういう意見もあるのだな。で片づけるべきであると思う。
自分が酔狂しているモノが非難されているのであれば「いや、○○ってことをするとおもしろいんですよ」とか、その人が気が付いていなさそうなことを教えてあげるのが良いのではないか。
そもそも自分が面白いと思っている点が非難されていて、理解できないのであればそれこそ「理解できないならコメントしなきゃいいじゃないですか!」だと思う。

話が逸れてきてしまったが、私一個人の意見としては、みんな好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。と発言して、それに食ってかかることはしないでほしい。ネガティブな意見を発言すると炎上する構図というか、その行為自体を非難されてしまうと、世の中のすべてのモノに対して好きであると表明しなければならない。それがつらくてネットに書き込んでいる人だっているのだと思う。私はその中の一人である。