闇落ちSIerの日常

SIerのはずですがIT関係は少なめにほぼ愚痴。全て愚痴。

時をかけたSIer

先週の後半、全て有休を使って休んだ。理由としては、時を遡ってしまう能力を得たからである。

まず1日目の夜は、全然眠れなかった。規則的に0時ちょうどに布団に入るようにしていて、その日もミリシタのログインボーナスだけを受け取って、布団に入った。しかしなかなか眠りにつくことができず、延々と寝返りを繰り返していた。体感として1時間くらいだろうか、それくらいが経過した時点でうっすら眠気がやってきて、そのまま1度寝た。しばらく(?)して、急に眼が覚めた。理由もなく動悸が激しい。吐き気もする。

眠れたのにマジかよ。。。とこの世の全てを憎みつつトイレに這いずり、時計を見た時におどろいた。時間は23:30。布団に入る前の世界にきてしまったのだ。時を遡ってしまったことにおどろきつつ吐き気と戦っていたが、数分の戦闘で気がついたことがある。時計が進まない。時が止まっているのである。

現象がはっきりとしてきたところで落ち着いたのか、吐き気もおさまってきたのでおおよそ10分ぶりくらいに布団に戻り、スマホの画面を確認した。0:30。おかしい。トイレから1時間もかかったわけがないし、そもそもトイレに行くときには体感としては1時を過ぎているはずである。トイレでの戦闘を差し引いても、布団に入って寝返りを繰り返していたのがたかが20分弱だとはとても信じがたい。時の止まったトイレにいたせいで元の世界の時間軸が狂ってしまったようだ。

結局狂った世界でもなかなか眠りにつくことができず、十分に登った太陽の存在にうんざりしながら申請のメールを出しつつ脳みそが1ミリも回転しない状態で韓国ドラマを見ながら、座椅子でようやく2時間くらいの睡眠を勝ち取ることができた。

そんな能力もこの土日でゆったりと生活したせいで弱体化されてしまい、ただ眠ろうとすると時間の進みが遅くなるだけの能力となってしまった。

おかげさまで今日も死体のような身体を引きずって会社まで来たが、未だに脳みそが1ミリも動いていない気がする。IQでいえば2程度、つまりほぼサボテン状態。二酸化炭素を排出してしまう分サボテンより悪かもしれない。

そんな状態でいても頭痛は続いているので、帰りたいし休みたいのは継続中であるが、もう使える有休もそんなに残っていないのもつらい現実である。